毎日、生活をしていると色々な場面で思わずケガをしてしまうことがあります。
ある程度危険な場所などでは、ここは危ないかも・・・。など予測ができるものは回避できることもありますが、大抵は想定外のことが起きてしまい、ケガをしてしまいます。
例えば公園の遊具や学校の運動場で、子供が転んでしまった。高齢者でよくあるのは、足が上がっていなくて何もないところで転倒してしまった・・・。子育て世代のお母さんによくあるのは料理の最中に火傷をしたり・・・。日頃は運動不足なのに子供の運動会で競技に出場して転んでしまうお父さん・・・。
傷を負ってしまうとすぐに消毒をして、薬を塗って、絆創膏を貼って、あるいは最近だと傷の治りを助ける効果のある絆創膏もあるのでそれを使ったり、包帯を巻いたり。でもはるか昔は消毒薬も絆創膏もない時代もありました。どうやって治していたのでしょう。
豆知識!
これは、自然治癒力を優先した方法で、消毒はしていません。「切り傷」や「すりきず」などの創傷(そうしょう:傷のこと)の治療法はこの10年で大きく進歩しました。病院ではさまざまな外傷(けが)による創傷や手術の傷などの治療を行いますが、従来行われてきた消毒液とガーゼを用いた治療法から、洗浄(傷を洗ってきれいにすること)と被覆材(ひふくざい:傷を覆うさまざまな材料のこと)による治療法に変わってきています。
私たち人間には、生まれながらにして持っている自然治癒力という素晴らしいチカラがあります。ケガや病気を治そうとするチカラ。手術をしたり人工的な薬物を投与しなくても治る機能です。そのチカラを最大限に発揮させるためには、日頃から免疫力をアップして心も体も健康であることが大切です。もちろん、薬はその免疫力の手助けをする働きをしてくれます。
自然治癒力だけではどうにもならない時もあるかもしれません。 ケガをしないためにも、もしケガをしてしまっても大ケガにならないためには、常に免疫力をアップしておくこと。そうすれば、なにも心配することもなく心も体も元気で健やかに過せるはずです。