平素より当法人の運営につきましては、関係各位の皆様からのご理解、ご支援を頂き 誠にありがとうございます。
2022年6月17日に開催されました、当法人理事会におきまして、上田和男理事長の後任として理事長を拝命し、この度7月1日に就任いたしました。
特定非営利活動法人環瀬戸内自然免疫ネットワーク(現:自然免疫ネットワーク 略称:NPO LSIN)が設立されたのは、2006年3月22日(徳島県認証)であります。
前理事長の下、2009年3月11日に、内閣府認定のNPO法人へ変更、2013年1月4日に主たる事業所を移転(徳島県から香川県)し、香川県認定のNPO法人へ変更しました。さらに、2021年7月20日に名称を「自然免疫ネットワーク」へ変更するなど、大きく発展してまいりました。
当法人は「健康維持は、自然免疫の活性化から」をコンセプトとし、健康に直結する自然免疫を広く多くの方に理解していただき、自分や家族、友人など周りの人の健康を維持することを目指し、3つの事業を展開しております。
・日本バイオ治療法学会(旧 バイオ治療法研究会)年2回(6月・12月)、香川県高松市にて開催、県内外から毎回約50名の産官学関係者が参加し、情報交換を行っています。
年1回(12月)、各都道府県にて持ち回りで開催、全国の大学・研究機関の基礎研究者や臨床医学者など、約50名が参加し、症例や研究結果を報告しています。
学会で報告された内容については、ANTICANCER RESEARCH誌(学術論文雑誌)に論文を投稿し、「会議録」として毎年発行しています。
食品や化粧品の安全性・効果の確認を、連携協定医療施設のご協力の下、受託しております。
2015年4月に始まった消費者庁の「機能性表示食品制度」では、製品の機能性の根拠を明確にする必要がありますが、その方法の1つとして、「最終製品を用いた臨床試験の実施」が挙げられています。
通常、食品などのヒト臨床試験には、多額の費用がかかりますが、当法人では、比較的安価に実施しております。
自然免疫の役割や重要性について、ホームページ(you tubeへの動画配信を含む)、メールマガジン(登録制)、ニュースレター、こどもめんえき教室を通じて、幅広い年齢層の方に情報をお届けしています。
これら3つの柱を軸に、「自然免疫」をキーワードとし、今後も安心・安全な食や環境の提案と、健康で幸せな社会(健幸社会)の実現を目指して活動を加速させてまいります。
当法人の活動は、皆様のご支援の上に成り立っております。活動の趣旨にご賛同、ご協力いただけます際は、ぜひ入会いただき、ご一緒に活動を盛り立てていただけますと幸いです。
2022年7月1日
特定非営利活動法人
自然免疫ネットワーク
理事長 吉村 寛志